クローズZERO

展示会の合間を縫って3度目のクローズ鑑賞にも行ってきました。
さすがに小さいシアターに変わってましたけどまだ満員だったよ。
ネタバレしてるんで隠します。


おぐりカテゴリで書いてはいますが、この映画は周りがかっこいい。
源治はもちろんかっこいいんですが、源治の成長物語なもんで
周りがとにかくかっこいいんですよね。


山田くん演じる芹沢はこの間も書きましたが、突き抜けてます。
ラストの戦いの前の表情が超絶です。
で、貧乏設定がすごく芹沢にリアリティをもたせてるなー。
公式にあったんですけど「貧乏人はつえーぞ」って
アドリブなんですね。この台詞最高です。


今回おいしい役だなーと思ったのは牧瀬。
全編通して笑いどころは持っていってるし、
後半は源治の世話係なんですよね。
なんかずっと追っかけ回してて保護者ちっくで萌え。
ってこんなとこでこの人に萌えを感じるとは思いませんでした。


桐谷くんはぼんぼん役がハマってたなー。
「動」の人が多いなか、非常にきっちりと「静」だったなと。
惜しむらくはニシシシ笑いがぼんぼんぽくない!
病気なんだしぼんぼんなんだし
もうちょっと儚げにわらってくれてもよかったかなと。


リンダマンはどこからこんなにイメージぴったりの人を探してきたのかと。
むしろ原作よりも雰囲気あってかっこよかった。


源治はね、可愛い。泣くしさ、素直だしバカだし一生懸命だしねー。
みんなからすごい可愛がられてるし。
でもほんとにみるみる成長していって。
ラストにGPSを従えて雨の中を歩くシーンなんかは
きっちりリーダーでほんとにかっこよかったです。


というわけで3回見ても全員かっこよかった!
あ、何回見てもメイサちゃんは大人の事情で
こんなことになったんだなとしか思えませんでした。
公式で原作者の高橋さんが続きを見たいとか言ってて
続きってことはクローズ本編ってことで
良い作品は気持ちをも変えるのだなと思いました。