今私の読書傾向として「NY」「犯罪」「刑務所」が熱いんですが
その流れで読みました。

プリズン・ガール―アメリカ女子刑務所での22か月

プリズン・ガール―アメリカ女子刑務所での22か月

これ安倍なつみでドラマ化されてたんですね。
そういえば番宣はチラッと見た気がするんですが
ドラマ自体は見てませんでした。
簡単に言うと恋人がロシアンマフィアだったため
麻薬取引共謀罪に問われアメリカの刑務所に入れられてしまった
日本人女性のお話です。実話らしいです。
文章が上手いわけでもなく、話が前後したり繰り返したりと
そんなに読みやすい本というわけではなかったんですが
そんなことよりも、彼女が淡々と綴っている刑務所内の生活と
そこにいる人々の悲しい運命に一気に読まされました。
運命を受け入れるのがいいのか、抗うのがいいのか。
塀の中で一生を終えるのは悲しくせつない。


ちなみに上記のキーワードで最近読んだの、見たの。

Banana fish (1) (別コミフラワーコミックス)

Banana fish (1) (別コミフラワーコミックス)

長編マンガを読み直すのがブームです。
何回読んでも飽きてないのがすごい。


この系統は普段は全く読まないんですが、
このシリーズは読んだらハマっちまいました。
特にシリーズ後半の9.11あたりの臨場感はすごい。
シリーズ全体の雰囲気からはずれてるとは思いますが
NYを舞台にしている限り避けては通れない大事だしな。


今私にこれのネタバレをした人は多分殴る。