久々に読書履歴。先々週のドリボズ遠征頃からの購入順です。
読むとなったらつい買い込んじゃう。
東京行きの飛行機を待つ間とか、
さらに舞台終わってホテル帰る前にも本屋寄ったからなー。*1


新装版 隣のサイコさん―「いっちゃってる」人びとの内実 (宝島社文庫)

新装版 隣のサイコさん―「いっちゃってる」人びとの内実 (宝島社文庫)

・・・とっつきやすいタイトルつけやがってー。
ついタイトルから大槻ケンヂ*2風かと思ってしまいました。
遠征に行く最中に買う本じゃありませんでしたよ。
せっかくの楽しい遠征中には向かなかったので帰ってきてからちびちび読んでます。


扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)

扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)

このミス2位に惹かれて購入。
短くてすぐ読めてしまいちょっと物足りなかったんですが
古典的な状況設定と現代的な道具が絡み合ってて楽しめました。
最初に犯人やトリックがわかってて、それが暴かれてしまう過程を追うのは
古畑任三郎の手法っぽいなー。
残念なのは登場人物があんまり魅力的じゃなかった。


ねじの回転 上 FEBRUARY MOMENT (集英社文庫)

ねじの回転 上 FEBRUARY MOMENT (集英社文庫)


二・二六事件でSFってあたりで宮部みゆきの「蒲生邸事件」を
思い出したんですが全く違いましたね。
最初はいったい何のための行動なのかさっぱりわからないんですが
なんとなく目の前の物語だけ追っていても楽しめるところはやっぱりすごい。


さだめ (河出文庫)

さだめ (河出文庫)


ストーリーを楽しむために選ぶ作家と文章を楽しみたいときに選ぶ作家がいるんですが
この人は私は明らかに後者です。物語というよりもその文章を読むことが重要。
文章を楽しんでいるときは、言うなれば部屋で音楽をかけているのに近い感覚です。
部屋で音楽をかけてボーっとするってのは私にはなく、
静かな部屋で文章を読むという行為がそれに近いかもしれない。


女郎蜘蛛―伊集院大介と幻の友禅

女郎蜘蛛―伊集院大介と幻の友禅


前作の陽気な幽霊―伊集院大介の観光案内あたりから伊集院大介に変化が出てきている気がするなー。
それにこの人の作品でこんなに後味がすっきりしないというか、
続くのか続かないのか曖昧なのってあったっけ?
相変わらずの一癖も二癖もある怪しい登場人物は大好きですが。


ホットギミック S (パレット文庫)

ホットギミック S (パレット文庫)

コミックとは違う初が凌さんとくっつくバージョン。
あらすじを読まされてる感がありますが、凌が幸せになったのでよしとする。
でもかなり物足りなかったです。何だろう。軽いというか浅いというか薄いというか。
いや、パレット文庫を読んでそんな文句つけるのが間違ってるんですね。すみません。*3



あとは読んでる最中か、買ったもののまだ読めてないもの。
最近積ん読が多い。反省。

ラッシュライフ (新潮文庫)

ラッシュライフ (新潮文庫)

リレキショ (河出文庫)

リレキショ (河出文庫)

紳士遊戯 (光文社文庫)

紳士遊戯 (光文社文庫)

*1:観劇は友人とでしたがホテルでは一人だったのでヒマだったのです。

*2:エッセイストおーけん大好き!

*3:でもティーンズ文庫だって読み応えのあるのはすごいですよね。