クローズZERO2

初日に見てからまだ1週間しかたってないのに、すでにまた見たくなってます。
そのくせ感想を放ったらかしでした。あ、お星さまありがとうございます。
キューピーはリンダマンを買いました。かーわーいーいーーー。



超ねたばれです。
見てない人のこととか全く考えてません。ごめんなさい。



今回も熱い男たちを感じるための映画でした。
正直ストーリーはどうでもいいというか。いや、どうでもはよくないけど
他校との抗争を描きたかったので、このエピソード選びましたって感じがちょっとしました。
対決の絵面で選んだんじゃないかなと。鳳仙はボウズだから見た目で迫力あるし。
でも、主要キャラは全員もれなくまんべんなくかっこよく撮ってもらってます。
そういやこないだヤッターマン見に行ったんですが、同じ監督が撮ったんですよね・・・。
クローズにはひどい扱いの子っていないな。ヤッターマンには約2名いましたw
ま、強いて言えば今回のメイサたんはちょっとかわいそうだったけど。
というわけで個々の感想。



前作のラストで成長したはずの源治がまたガキんちょに戻ってた。
相変わらずぐだぐだもがいててね。
今回は、というか今回も源治は可愛いキャラです。間違いなく。
そして、やっぱり源治のおかげで回りが全員かっこよく見えるというね。
ヨタヨタと走っていく源治を兄ちゃんたちで支えてるようにしか見えん。あ、忠太のみ弟分で。
アクションは見栄えがするなー。本人もとび蹴りにはかなりこだわってたみたいだし。
そして源治と多摩雄が鳳仙の屋上目指して二人で突っ込んでシーンは
もう楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。ツートップ(?)きたー!と大興奮。



山田くん演じる多摩雄は前回に引き続き今回もかなりいいです。
もうあのいっちゃってる眼はデフォルトで。
楽しそうに喧嘩してるし。貧乏に拍車かかってるし。
レンタル傘1時間30円とかで貸し出してました。
多摩雄がまたつよいんだよりょーたんをたった2発で倒すし。
でも多摩雄は2発で倒したのに、源治と鳴海の対決はめっちゃ長くて
前作で源治が多摩雄を倒したのは夢だったんじゃないかとか思ってしまいました。
でも、それくらい多摩雄は強い。強く見える。
山田くんはこの映画のためにウエイト増やしたらしく、
多摩雄のパンチがすごく重そうに見えました。
山田くんはほんと、芹沢ハマってると思います。



戸梶は髪型がオールバックじゃなくなっててちょっと残念でした。でも可愛いです。
前作の渋い戸梶大好きだけど今回の戸梶もかわいくて好きです。
腕組むのひとつでもやべ氏に相談の電話かけちゃう戸梶が可愛くてしかたない。
って私可愛いってすでに3回も言ってる。
そういえばまた事務所移籍するんですよね、遠藤くんは。
ラセッテのインフォにあったメッセージで彼がすごく熱い人ってことが判明してしまいました。
でも、俳優としての彼はすごく好きなので次の作品が楽しみです。
そういえばWOWOWのGO Apeではチャラい演技もよかった。
不良役じゃないのも見てみたいなー。
ん、ちょっと脱線しました。



牧瀬は鉄板。今回もロベロベで飛ばしてます。
ただ、今回は鳴海との対決があって。
そのときの牧瀬の台詞は、ほんとしびれる。
これぞ鈴蘭、これぞヒロシの世界。
今回の鳳仙が鈴蘭に仕掛けるとこは
ほんとクローズの世界そのままでした。



リンダマン。このリンダマンは春道と会う前のリンダマンなんですよね。
深水さんはリンダマンの雰囲気がすごい出てて、ほんとはまり役です。
映画の後に原作読むと、あのリンダマンはこのあと春道に出会って変わったんだよなーって思える。
リンダマンいいよ、リンダマンってことで今回はリンダマンキューピーを買いました。
つか、コスチュームキューピーのラインナップが謎です。
なんで源治がないのか。なんで戸梶がないのか。海老中3人がないのか。
映画館で現物は全部見たんですけど、伊崎の髪の毛とか適当すぎ。
でもマッキーと時生は欲しいかなー。
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時生と源治が中学時代の親友っていう設定をすっかり忘れてたので
親しく話してる姿にちょっと違和感を感じちゃったんだけど、そうそう、そんな設定だったっけ。
今回は源治と多摩雄のつなぎ役になってました。
時生は前作にも増して超男前になってます。彼は立ち姿が美しい。
でも鳳仙でのケンカのシーンはヘッドギアはぎとられて倒されて
セメダインびゅーの後の「んなわけねーだろ」に思わず突っ込みました。
あれだけ全員で頭蓋骨の心配してて、伏線はってるように見せかけといて。
いや、まぁ伏線張りすぎでしたけどね。何か企んでるだろうってくらいには。



三上兄弟は、実は前回はいまいち好きになれなかったんですが
今回はよかったです。あのセリフの数々がアドリブだってのにも驚きだったし。
んー、あと伊崎は今回はちょっと印象薄かったかもです。
いや、薄かったというか裏方的役割に回ったからかな。でも多摩雄との喧嘩があったか。
多摩雄と伊崎の喧嘩はなんというかスマートでした。
他の喧嘩が全部ぐっちゃぐちゃだから余計そう見えるのかもしれないけど、
この二人の戦いの意味とか、もう1回ちゃんと見たい。
あと伊崎はかっこいいんですけど、服装の趣味が悪いと思います。
前回はインナーもアウターも襟付き黒で、ぱっと見シャツonシャツに見えて変だったし、
今回は今回で茶色の日曜のお父さん的スポーツポロシャツでね。
かっこいいのにもったいない。
あ、鷲尾役の波岡くんはこの映画でも気持ちいいくらい小悪党でひきょう者でした。
でも今回のキーパーソンなんですよね。
ナイフ出すあたりもいちいちちゃんとクローズを踏襲してるし
ケリがついたら許して受け入れるところもまたちゃんとクローズでした。



それにしても今回こそメイサたんはいらないよね。
前回はまだ誘拐されたりと役割はあったけど。
しかも出てきたらいきなり源治の彼女面ではぁ?と。
ライブハウスの階段でここでヤる?とか言って源治どんびきさせるし。そりゃそうだ。
彼女の登場は大人の事情ってやつで仕方無いんでしょうか。
でも京子ちゃんはそれなりにハマってました。
牧瀬のキャラを出すには必要なシーンだし。
まぁなんで京子たんが牧瀬をデートに誘ったかは謎だけどw



そして鳳仙。
金子さん演じる鳴海は、トップのオーラがあってすごくよかったです。
でも前半の肉体を誇示する姿勢になると
とたんにジャイアント馬場みたいな立ち姿でちょっと笑えました。
自然に立ってたほうがいいのになー。
後半はそんなに気になりませんでした。
源治にライター貸すシーンとかすごく好き。
金子さんの素を出したってことなんですけど、とぼけたキャラクターですよね。
ちょっと光政っぽいとこあるなーと思いました。鳳仙だしね。



今回けっこう長くて、2時間半くらいあったのかな?
ただそれだけあっても全員がフューチャーってことはもちろんなくて、
鳳仙のメンツがかなりもったいなかったです。
熊切とかすごくかっこいいし、もっと見せ場があってもいいのになー。
あ、でも凌を止めるとこは保護者ちっくでよかったです。
漆原凌はクローズっぽくないように見えて、でもしっかりはまってて印象的な役でした。



美藤に関しては、出番も少ないし喧嘩シーンもないんですよね。
これ、春馬くんはちょっと物足りなくなかったかなーと。
撮られ方もほかの面々とはあまりに一線を画してました。
他が血まみれの泥だらけなのに、彼だけこれっぽっちも汚れてなかったからかもしれませんが
彼のシーンはなんだかやけに白くて紗がかかってるようでした。
もちろんわざとなんだろうけど。うーん・・・。
でもラストの上段蹴りは本当にきれいだった。



しかしヒロミと美藤が大東俊介くんと三浦春馬くんだと思うと
次回作それで撮れるんじゃなかってくらいなんですけど、
でも終わりなんだよなー。残念ながら。
春道を登場させられない限り仕方ないんだけど。
でも春道を誰かが演じて、それが納得いかないみたいな事態は嫌なので
これでいいのかもしれないです。



今回のクローズも上映終わるまでめいっぱい見に行きたいです。
DVDも楽しみ!(早い)