ネットしないと夜の時間がほんと長くて。

ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 (幻冬舎文庫)

ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 (幻冬舎文庫)

ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)の作者、垣根涼介氏の南米取材旅行記なんですが、
これ読んで何がわかったって、やべーこの作者やっぱりちょっといっちゃってるじゃん!
ってことでしたよ。沸点低すぎる。この切れっぷりは普通じゃない。
まぁだからこそ彼の作品の登場人物たちもすさまじく振り切れてるんでしょうが。
そして彼の作品は大好きですが、南米に行ってみたいという気には全くなりませんでした。


枕草子REMIX (新潮文庫)

枕草子REMIX (新潮文庫)

実は平安文学は大好きなのでこの手のものを題材にした
エッセイや創作物はけっこう読んでるほうなんですが
これは軽くてちょっと物足りない。
物足りないけど言ってることは非常によくわかる。
要するに枕草子って今の世に清少納言がいたとしたら
はてなでブログでも書いてるようなものなんだと。うん。
まあでもやっぱり平安ものは田辺聖子がダントツだなー。


君の名残を (上) (宝島社文庫 (487))

君の名残を (上) (宝島社文庫 (487))

君の名残を (下) (宝島社文庫 (488))

君の名残を (下) (宝島社文庫 (488))

一番興奮したのは主人公二人が誰なのかがわかったところでした。
そう、その名前なんだからそうでしかありえないのに思わず小さく叫ぶくらい。