だんだんと気温も下がり雪混じりの風が吹きすさぶ中、おとといエアコンが壊れました。
そして極寒のお部屋では手が凍えてキーボードが打てなかったので*1
布団かぶってひたすらいろいろ読んでました。新しいのから古いのまで。
先日買った夏木マリ氏の『カッコいい女! (ワニ文庫)』。その中にこんな一節。
「30にもなってそんな服着られない」とか「35なんてもうオバサンよ」
とか言う人に対しての言葉。

年齢が30だからその服が着られないのではない。
気持ちまで老け込んでしまっているからカジュアルな服が似合わないだけ。

なるほどー。ちなみに夏木さんはストリート系がお好きだそうです。
そして着こなすための努力はもちろん必要だとも言ってますが。


そういえば少し前に、とにかく身に着けるものを買うのが大好きで、
服やら貴金属やらバッグやらを大量に持っていた祖母が亡くなって。
四十九日が終わってからそれらを徐々に整理して、
形見分けにできるようなものは親戚で振り分けたりしていたんですが。
その中から毛皮のコート*2やらジャケットが出てきたんですね。
ゴージャスなロングコートやカジュアルな若い人が来てもおかしくないような形のも。
というわけで、私と義姉*3も1着ずつもらえることになったんですが、
これが私似合わないんだー。恐ろしいほどに。
顔が和風*4だからとか、ちょっと大人っぽすぎるわよねー*5などと慰められたんですが
義姐は似合う。若く見えるけど、すごく似合う。
ダメージデニムとか履いてたのに、ゴージャスな毛皮もちゃんと似合う。
なんでだ・・・と思ってちょっと悔しかったんですが、
要するに夏木さんが言うのとは逆の意味ではあるけれど、
毛皮のコートに追いついてないんですね。
年齢的にはとっくの昔に大人になってるくせにまだ全く何の決断できずに
グダグダと足踏みしている自分が。
義姉は結婚して自分の子供を持って、そして仕事も持って前に向かって突き進んでるわけで
別に子供がいるから大人って言ってるわけではなく、
それに伴う自信とか責任とか強さとかが彼女をそうさせてるのかなーってことなんですが。
というわけで、せっかくもらったので頑張って似合うような大人の女になろうと思います。
でもまだまだミニスカにロングブーツで街ん中を闊歩するキラキラ女子でもありたい。


というようなことを毛皮カツンが表紙のTVガイドを見ながら思っていたんですが、
でも実は毛皮が似合うか似合わないかは、
単に顔だちが派手か地味かだけのような気もしています。
雰囲気が華やかだと似合うんだなー。

*1:一応ちっこい温風機はつけましたが

*2:動物愛護毛皮反対の方がいらっしゃいましたらすみません。

*3:年齢は2歳上。見た目は若い。

*4:これって要するにはれぼったい顔面してるってことか

*5:いや、もうとっくに大人なんですが